5つのマレーシア国立公園

マレーシアは地球で最も生物学的に豊かな土地を持っています。何千もの植物と動物種がいる中、他の世界中のどこにもいないものもあり、それらはマレーシアの生物多様性を紹介し、危機から守る特別に指定された国立公園やサンクチュアリーで保護されています。

タマン・ネガラの川をカヌー。撮影:マレーシア観光局

タマン・ネガラ、パハン/ケランタン/トレンガヌ タマン・ネガラはマレーシアで一番大きい国立公園であり、広さは4343km2、3州に渡り広がっています。公園固有の動植物は世界で最も古く、最も多様な生態系なのです。 平地林は公園を東と西に分けるタハン山脈をのぼる山地上部の灌木地へと広がっています。マレーシア最大の哺乳動物種、バク、マレーグマ、スマトラサイ、そしてアジアゾウはここを故郷と呼んでいます。300種類以上の鳥種が林冠に生息していますが、そのほとんどは頻繁に見られるよりも聞かれています。 旅行者はムティアラ・タマン・ネガラ(Mutiara Teman Negara)リゾートに宿泊し、そこから公園を探索することができます。世界最長のキャノピー歩道を含む多数のトレイルは野生動物と身近に触れ合える機会を与えます。バードウォッチング、釣り、そしてキャンプ遠征などの計画も立てることができます。 詳しくはワイルドライフと国立公園科まで問い合わせてください。Tel.: +603 9075 2872、www.wildlife.gov.my

ニア国立公園のニア洞窟を探検。撮影:マレーシア観光局

ニア国立公園、サラワク 南東アジアの最初といわれている人間社会はここサラワクにある洞窟の組織で生活していました。ここで発見された最も古い人骨は4万年も前のものといわれています。洞窟の1つには赤鉄鉱で描かれた手や動物の先史時代の壁画があります。特にグレート・ケイブは圧倒される高さ60メートルの入り口があり、その先には巨大な洞窟内があります。 公園を囲む雨林にはオナガザル、メガネザル、鹿とヤマウズラ、サイチョウ、そしてフタバガキの木に住む鳥などが生息しています。ジャングルの中には数多くの山林道があり、その中の1つはブキット・カスッへと続きます。 ニア公園はミリから一番アクセスしやすいです。現地オペレーターがガイドツアーを提供しています。更なる情報はサラワク・フォレストリー・コーポレーションへ問い合わせてください。Tel: +60 85 434 184, www.sarawakforestry.com キナバル・パーク、サバ キナバル山はマレーシアで一番高い山であり、世界でも豊富な生態系を誇るサバの熱帯雨林から4095メートルの高さでそびえ立っています。 キナバル山にはおよそ6000種類の植物が生息し、そのうち600種のシダ、1000種のオーキッド、そして世界最大の(そして臭い)花、ラフレシアがあります。キナバルの動物も負けていません。森林に生息する鳥、そしてボルネオ野生牛、オランウータン、スマトラサイなどを含む大型哺乳動物が低地に330種類も生息しています。 パーク本部はコタ・キナバルからおよそ2時間の運転です。3日間かけてレジャー感覚でガイド付きの登山をしたり、もう少し早く進みたい人には毎年行われるキナバル・クライマソンがいいかもしれません。2250メートルの登る21キロのトレイルで数時間で完走します。詳細はサバ観光庁へ問い合わせてください。Tel.: +60 88 212 121, www.sabahtourism.com ペナン国立公園、ペナン ここは世界最小の国立公園ですが、それでもこのペナン国立公園では狭い2563ヘクタールの中に十分な野生動物と地理を詰め込んでいます。湿地帯、岩の露頭、再生成されたフタバガキ林、沼地、珊瑚の成長が多種多様な生息地を作り上げ、驚くべき種類の動植物の住処となっています。 木にはリーフモンキー、ヒヨケザル、フルーツコウモリ、リス、そして百種類の鳥などの 140種類以上の哺乳類が暮らしています。 テラッ・バハン、テラッ・トゥクン、テラッ・アリンではキャンプをすることができます。パーク本部で許可を貰ってください。ペナン国立公園、Jalan Hassan Abas, Teluk Bahang, tel.: +60 4-881 3530, tnpp@steamy.com

エンダウ・ロンピン国立公園、エンダウ川の浅瀬を渡る。撮影:マレーシア観光局

エンダウ・ロンピン国立公園、パハン/ジョホール エンダウ川がエンダウ・ロンピン国立公園の地形を深く形付けています。これはいくつものトレイルに見られる滝の景色やマレーシア本土の中でも最も美しい風景からすぐに明らかに分かります。 フタバガキ林に覆われている公園にはいくつもの珍しい植物、扇形の葉をもつヤシ(Livistona endauensis)とウォーキングスティックパーム(Phychorapis singaporensis)などが隠れています。マレーグマ、ベアキャッツ(binturong)、イノシシはやぶの中をさまよい、テナガザルは樹上の中で揺れ動いています。 エンダウ・ロンピン公園はパハンの町、カハンとビコックから行くことができます。観光客は大抵地元の先住民、ジャクン族のガイドを伴います。トレッキングの他にも先住民の村を探検することができたり、エンダウ川のカヌーやホワイトウォーターラフティング、暗いジャングルの中のナイトサファリなどがあります。 詳細はパハン・テンガラのパハン開発機関(DARA)まで問い合わせてください。 Wisma Sultan Ahmad Shah, Muadzam Shah, tel.: +60 9 452 2300

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